品薄商法

 品薄商法とは、メーカーや企業などが販売する商品の供給量を意図的に少なくして売り切れなどを故意に発生させ、消費者に対し商品の評判が高いことを印象づけたり、商品の希少性から購買欲を起こさせる商法である。販売当初から数量を限定して消費者の購買意欲を煽る限定商法なども含まれる”ハングリー・マーケティング”の一種である。商品の人気をねつ造し消費者を誤解させている点で悪質な商法だといえる。ただし、メーカーによる消費量の予測はそもそも難しいものであることから、メーカーが意図しない品薄状態が発生するケースも決して珍しいものではなく、たとえ当初からヒットの見込まれる商品であっても発売に合わせて急激な増産が不可能であるケースもある。そのため、たとえ市場で品薄状態が発生していたとしてもそれがメーカーの意図した悪質な品薄商法であるのか否かの判断は難しい。また、本来的には大量の売り上げが望める商機があればそれを逃さないように商品供給量を増やして短期に売り上げるほうがメーカーにっとって手堅い戦略のはずであり、品薄商法といった回りくどい変則的な手段をわざわざ取るのは希なケースだと考えられる。そのため、現実に悪質な品薄商法が行われているケースは、巷の噂に上るよりも少ないと推測することができる。

2017年06月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | この世のウソ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
最近のコメント
最近のトラックバック

 / Copyright (C) 大雑把に形而上  All Rights Reserved.