集団殺人クラブ(石川均/日本/2003):30点

 スプラッター・ホラー作品。女子高生の主人公が援助交際相手の男”タケゾウ”をちょっとしたはずみから殺してしまい、友人とともに死体を山中に遺棄するが、なぜか死体が蘇り・・・。女子高生が主人公でスプラッター描写のある不条理なストーリーといえば「自殺サークル」を思い出すところ。また”タケゾウ”という超常的なキャラクターは「リング」の貞子と全く同様の存在であり、特に後半の物語構成はそっくりだといえる。要するに本作は、それらジャパニーズ・ホラー・ブームの中で作られた作品の亜流作品であるに違いない。しかしながら、質の点では先に上げた二本とは比べ物にならないくらい酷いものであり、いわゆる「ツッコミどころ満載」になっている。それをオリジナリティと考えるか、単なるズボラと考えるかは判断の難しいところだが、シリーズ化して結局4本もの作品が作られたことを考えれば、少なくとも企画としては成功したのであり、ジャンルムービーであることを加味すれば決して失敗作と切って捨てることなどできない。

2014年05月22日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
最近のコメント
最近のトラックバック

 / Copyright (C) 大雑把に形而上  All Rights Reserved.