バスケット・ケース3(フランク・ヘネンロッター/米国/1992):40点

 ”バスケット・ケース”シリーズの第三作。第二作目の雰囲気を引き継いでいるが、内容は脱線している。衝撃的な”兄”の嫁の出産シーンも終盤の展開もかなりわけがわからない。実は第二作目も第三作目もフランク・ヘネンロッターは乗り気ではなく別の映画作品の費用捻出のためにしぶしぶ制作したという背景があり、つまりそもそも志の低い作品ということらしい。

2014年02月27日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バスケット・ケース2(フランク・ヘネンロッター/米国/1990):50点

前作のラストで高所から転落した兄弟が九死に一生を得ており、多くの奇形人間が住む館にかくまわれるというストーリー。様々な奇形人間が登場する点で前作よりも派手な内容になっているが、そのせいで独特の不気味さが失われてしまっている。直接的に話が繋がっていても、こうも作風が違っていると、全く違う映画と思って観るしかない。

2014年02月27日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

バスケット・ケース(フランク・ヘネンロッター/米国/1982):80点

 一部に熱狂的なファンを持つB級ホラー作品。全編に渡って低予算映画らしい安っぽさが漂うが、それがかえって不気味さを際立てている。特に、終盤いよいよ全身を現した”兄”が荒っぽいコマ撮りアニメで動き回るシーンはたまらない。ツッコミを入れて楽しむ類のB級映画とは一線を画す良作。

2014年02月26日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

デモリションマン(マルコ・ブランビラ/米国/1993):70点

 シルヴェスター・スタローン、ウェズリー・スナイプス、サンドラ・ブロックが出演しているメジャーSFアクション大作。全体的にメジャー作品らしい手堅い内容で、老若男女誰でも楽しめる作品になっている。ただし、あえてお勧めできるような点は特になく、どう扱って良いのかよくわからない中途半端な映画という印象。強いて挙げれば、ウェズリー・スナイプスの悪役ぶりが痛快で良かったと言える。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

ソイレント・グリーン(リチャード・フライシャー/米国/1973):80点

 環境問題の悪化と爆発的な人口増加のため食料や住居の確保が困難となったディストピアを描いたSF作品。本作が制作された1970年代は工業化による環境悪化と世界な人口増加が現実的な問題として捉えられ始めた時期であり、それらに何ら対策を施さないまま未来へ至った場合をシミュレートした物語といえる。今観れば、コンピューターの登場による情報社会化が考慮されていないため本作で描かれたような未来にはならないことは明らかだが、それでも人口の増加に伴う人間一人の価値の低下などひょっとするとと思わせるところもあり、未来を考えることのできる良作SF映画としての価値は失っていない。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

2300年未来への旅(マイケル・アンダーソン/米国/1976):65点

 増えすぎた人口問題に対処するため30歳になると殺されてしまう制度が施行されているディストピアを描いたSF作品。SFのアイディアとして斬新なものは特になく、既存のSF映画の良いとこ取りをしたような内容だが、未来のヴィジュアルイメージが洗練されている点など見所が無いわけではない。歴代SF映画を網羅的に観たい熱心なファンならば抑えておきたい一本というところ。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

惑星ソラリス(アンドレイ・タルコフスキー/ソ連/1972):70点

傑作と名高い旧ソ連で制作されたSF映画。ストーリーは難解で、さしずめソ連版「2001年宇宙の旅」というところ。何の予備知識もなく観てもわけがわからないに違いない。もしも観るならば思い切りネタバレした上でをオススメしたい。むしろネタバレしても本作の魅力は全く失われないと思われる。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

PLANET OF THE APES/猿の惑星(ティム・バートン/米国/2001):60点

 鬼才映画監督ティム・バートンによる名作SF「猿の惑星」の”リ・イマジネーション”作品。”リ・イマジネーション”とは基本設定だけ利用して別の話を創造するという意味らしいが、一般的に”リメイク”と呼ばれる作品でもそのような事例はよくあるため、あまり深く考える必要はないと思われる。見所は鬼才ティム・バートン監督がいったいどのような「猿の惑星」を作るのか?という部分にあるが、ティム・バートン作品らしい突き抜けた内容ではない。当たり障りのない普通のSF映画という印象で、「猿の惑星」シリーズという点でもティム・バートン作品という点でも中途半端な印象。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

ヴァルネラビリティー

 英単語の”vulnerability”は、傷つきやすい、弱味の意味。主に使用されるのは、ネットワークなどの情報セキュリティ分野においてシステムがハッキングなどの攻撃を受けた場合の脆弱性という意味としてである。また、社会心理学の分野においては、他者からの攻撃の受けやすさを表す”攻撃誘発性”という意味で使用される。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | カタカナ語備忘録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

最後の猿の惑星 (J・リー・トンプソン/米国/1973):30点

 「猿の惑星」シリーズ第五作にして完結編。というよりは、「新・猿の惑星」から始まる新シリーズ3作の完結編といったほうが適切だと思われる。人類と猿の争いのストーリーになっているものの主役が猿側であるため感情移入がしにくく、映画作品として致命的な欠陥があるといえるのではないか。ここまでシリーズ全5作を見終わった方には心から”お疲れ様”の言葉を掛けたい。

2014年02月25日 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画短評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックするタグ:SF映画

最近のコメント
最近のトラックバック

 / Copyright (C) 大雑把に形而上  All Rights Reserved.